日本リモートセンシング学会・問題生態系計測研究会
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GoogleEarth へGoogleEarthへ135北海道の宗谷丘陵を縫うように流れる狩別川の源流域には、いまもなお典型的な蛇行河川がほぼ自然なかたちで残されている。そして、そこには絶滅の危機に瀕する日本最大の淡水魚「イトウ」がオホーツク海から遡上し、淵から瀬に移行する河床部を産卵場として利用している。人里離れた源流域の小河川では、人知れず好ましい生息環境が失われ、そこに棲む生物がいつのまにか姿を消してしまう恐れがある。解説記事p.147(島﨑ら)を参照。撮影場所:日本・北海道撮影時期:2018-09-03撮影衛星:WorldView-2【島崎彦人】[ 45° 13' 12.08" N / 142° 5' 16.69" E ]250 m河畔林に覆われた蛇行河川、北海道の狩別川

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