日本リモートセンシング学会・問題生態系計測研究会
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る黄緑色の帯)を使って、解像度を変化させた場合のシミュレーション結果を示しています。現在、湖沼や河川など比較的小規模な水域を毎日観測できるような衛星センサは存在しませんが、将来、図4に示すようにアオコ分布が目視判読できる最低100mの解像度で、高頻度撮影できる衛星が実現できれば、汽水湖沼の環境を保全するためにさらに有効なツールとなると期待されます。 図2 宍道湖北岸のアオコ発生時におけるクロロフィルa濃度分布図1) (a) 2010年10月 (b) 2011年10月 (c) 2012年7月 図3 UAVから取得された宍道湖南岸(図1のA水域)における水生植物の拡大分布状況2)151

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