日本リモートセンシング学会・問題生態系計測研究会
161/222

本DBの利用例として,霞ヶ浦におけるアオコ量の評価事例を紹介します。図4の左155図2:ASTER画像から推定された水温画像の例。左:2018/10/2(10:28 JST)の霞ヶ浦,右:2009/9/7(10:27 JST)の千波湖(水戸市)。湖内の×印はSatLARTD-Jの登録地点。 図3:霞ヶ浦を検索した場合の例(http://tonolab.cis.ibaraki.ac.jp/SatLARTD/) こで,ASTERの観測時刻に近い10:30(日本時間)でのAMeDAS地上気温(空間内挿と標高補正済み)とASTER水温を水域単位で回帰分析することで地上気温からASTER水温を推定する回帰式を水域ごとに求め,これを使った5日間隔での回帰水温も同時に提供しています。その回帰精度は条件にも依りますが,平均的に2℃程度です8)。図3は霞ヶ浦を検索した場合の例で,グラフや表によりASTER水温及び回帰水温を時系列で確認できます。

元のページ  ../index.html#161

このブックを見る