日本リモートセンシング学会・問題生態系計測研究会
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GoogleEarth へGoogleEarth へ34ラオス北部山岳地帯では、作物生産のため、焼畑移動耕作が行われている。大気中へのCO2放出、煙害、森林資源と作物生産性の劣化が問題視されて久しい。この画像はその最近の状況を見たものである。植生を見やすくするため、赤色に近赤外波長を、緑色に赤波長と、青色に緑波長を割り付けており、伐採/火入れされるなど植生が乏しいエリアが青緑色に表示されている。【井上吉雄】(上)撮影時期:2014-3-6衛星:Landsat 8(下)撮影時期:2021-3-7 衛星:Sentinel-2いまだ、多くの地域で焼畑が継続されていることが伺える。解説記事p.39(井上)に、この地域の土地利用・土地被覆、炭素動態に関する解析結果が解説されている。10 kmラオス北部山岳・焼畑地帯の今2014.03.06 Landsat-8 [Path129/Row46; 30m ] 2021.03.07 Sentinel-2 [L1C_T47QRC_A029802_20210307T033827; 10m]

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